9. 土地が決まったら次は実施設計

基本設計を基に、実際に施工するまでに必要なことを決めてゆきます
ご自分の希望を満たそうとしたら、おそらくこの時点で予算オーバーしているはずです。この時点で使用する部材を取捨択一して見積金額を削ぎ落とします。
可能な限り予算に合わせて希望事項を整理していきましょう。きっと泣く泣くあきらめる物も出てくるはずです。その為にも希望・要望の優先順位を決めておきましょう。

具体的には何を決めていくのか?例えば・・・

 
○ 屋根・外壁の仕上げ材は何にするか?
○ 壁の仕上げ材は何にするか?
○ キッチンやお風呂などのグレードはどうするか?

などの具体的な使用部材の決定だけでなく
 
○ ドアの開き勝手はどっちにする?
○ 窓の高さはどの位にする?
○ キッチンや洗面化粧台の高さは?
○ 部屋のコンセントの位置はどの辺にする?

 
など家具の配置や使い勝手などを具体的に想定しながら一つ一つ決めていきます。
 
ここで決めたものが実際に出来上がるわけですから、ここでの打合せは図面のみならず、展示場に足を運んだり、壁や椅子・テーブルなども利用し実際にどれくらいの寸法なのかを体感して決めていくことをお勧めします。
図面のみの打合せでは“十分足りていると思っていた寸法が案外足りなかった“なんてことになりかねませんよ。

ハウス博士くりりん

「この時点でしっかり打合せが出来ていると、あとで設計変更や追加工事なんてことになりにくいものなのじゃ!施主&施工業者双方のためにも、さんざん打ち合わせしておくのじゃぞ!」